食材の放射能汚染は不安 宮津でママたちが集い
食の安全をテーマにした集い「うららかふぇ」が9月29日、宮津市の吉津地区公民館で行われました。同市在住の主婦、溝部久美子さん(33)ら5人が「食の安全、とりわけ原発事故の放射能の影響による食の不安を語り合える場を」と初めて企画しました。
約50人が参加した集いでは、丹後地域の無農薬野菜や手作り石鹸の販売、惣菜の試食なども行われ、参加者でにぎわいました。リレートークが行われ、溝部さんは、宮津産の魚や公園の土壌を検査を業者に依頼し、わずかながら事故の影響がみられたことを紹介。「汚染の現実を突きつけられた。これからも皆さんと放射能の不安などを話し合える場を作っていきたい」と述べました。
同市在住の永野宏子さん(36)は、「子どもが小さいので放射能はとても気になります。同じ不安を話し合える人がいたので、来て良かったです」と話していました。