改憲の危険な動きに抗して旺盛な活動を 憲法9条京都の会全体会
「憲法9条京都の会」が9月28日、年1回の「全体会」を京都市内で開き、野田首相や安倍・自民党新総裁、「日本維新の会」が改憲を掲げるもと、憲法を守るための活動を旺盛に進めることを確認しました。
府内各地から約300人が参加。事務局長の小笠原伸児弁護士が1年間の活動を振り返り、9条署名を約3万人(累計29万人)分集めて国会に提出したことを報告しました。その上で、改憲の動きに対して、署名活動の継続・強化を呼びかけました。
各地域や職場の「9条の会」の代表が活動を報告。「木幡・六地蔵の会」(宇治市)は、「毎月1回、地域で署名行動を行っている。1万人の署名目標を早く達成したい」と発言。「京都郵政労働者の会」は、「年4回の学習・講演会で、憲法の大事さを学びあい会員を増やしている。粘り強く活動を広げていきたい」と述べました。
全体会に先立ち、石川康宏・神戸女学院大学教授が、憲法をめぐる情勢や橋下「維新の会」の危険性について講演しました。