関電支店前15回目アピール 15回目となる関西電力京都支店前(京都市下京区)での原発再稼働撤回・反原発行動が5日行われ、約200人が参加しました。参加者は手作りのプラカードなどを掲げながら、「再稼働撤回!」「子どもを守れ!」「大飯を止めろ!」と声を上げました。
 
 リレートークでは、「福島原発はいまだに危険な状態で、廃炉のめども立っていない。原発はすべて止め、原発のない日本にしよう」、「電力不足を理由に大飯原発を再稼働させたが、夏の電力は十分足りた。稼働を続ける理由はない。すぐに大飯原発を止めて」などと参加者が次々と訴えました。
 大飯原発ストップを訴える「大飯原発差し止め原告団」のメンバーは、約10メートルの横断幕で「大飯原発差止訴訟原告団ぼしゅう!」とアピール。同原告団に加わる大植登さん(京田辺・綴喜原発ゼロプログラムの会代表)は、「大飯原発を止め、すべての原発をなくすことを訴える訴訟です。ぜひみなさん原告として参加して下さい」と訴えました。
 10回以上参加したという坂みどりさん(68)=下京区=は、「福井で事故が起これば、京都も住むことができなくなるかもしれない。原発を維持しようとする民主党政権は許せないし、なんとしても原発を止めたい。差し止め訴訟にも原告として参加します」と話しました。
 日本共産党のはら俊史・衆院京都2区候補らが参加しました。