京都会館の建て替え計画に反対し、保存を求めている「岡崎公園と疏水を考える会」と「京都会館再整備をじっくり考える会」は15日、京都市に対し、工事中止を求める要望署名約3000人分を提出しました。
京都市が9月から始めた同会館第1ホールの解体工事が、16日から建物本体の取り壊し作業に入ることから、緊急に行われたもの。
門川市長あての要望書は、戦後モダニズムを代表する建築物・同館の解体工事について「歴史的文化都市の名に恥じる行為」と指摘し、建て替え計画の再考を求めています。
両会が収集した署名は総数1万4645人分で、同市への提出は3回目です。