宇治市議会報告会 12月9日投票で行われる宇治市長選に向けて、日本共産党宇治市議団(水谷修団長、6人)は18日、議会報告会を宇治市内で開きました。16日の市議会本会議最終日に久保田勇現市長が不出馬表明したもとで、市長選の争点について要望が出されました。
 水谷団長が久保田市政4期16年を振り返って現市政の評価と市長選の争点を報告。争点として、▽国保料を10年引き上げ続け、1.5倍の負担増▽来年度から敬老祝金廃止▽小中学校の老朽化▽路線バスの廃止▽公立集会所の廃止――など、市政の問題点を指摘。「市民が主人公の新しい市政に変えていこう」と呼びかけました。
 また、9月議会にだされた、学童保育の長期休暇期間中の開所を朝8時から行うよう求める請願が否決されたことを報告しました。
 参加者からは、「生活保護バッシングが強まっている。生活保護を守る市長に」「共働き家庭が多く、学童保育の開所をもっと早くしてほしい」「豪雨災害の補償が住宅のみ。商店や工場などにも適用を拡大してほしい」などの要望が出されました。