議席倍増で政治の流れを変えよう　共産党２区演説会

　次期総選挙での日本共産党の躍進めざし、衆院京都２区の演説会が21日、京都市左京区のみやこめっせで開かれ、370人が参加。はら俊史・２区候補と井上哲士参院議員が訴えました。
　はら候補は、原発に対する民主党政府の対応を厳しく批判し、「政府は東日本大震災復興予算を流用し、『30年代に原発稼働ゼロ』を掲げた方針を閣議決定もできなかった」と指摘。「日本共産党が提案する『即時原発ゼロ』こそ必要だ」と力説しました。また、消費税増税法の強行にかかわって２区選出の民主党議員が積極的役割を果たしたことを批判し、「増税推進議員に絶対に負けられない」と訴えました。
　井上参院議員は、政府の復興予算流用問題について「大本に民自公３党の賛成で成立した復興基本法がある」と指摘し、「被災地に限定すべき予算の使い道を、３党の密室談合で大企業支援の『経済再生』などに広げた結果だ」と指摘しました。その上で、日本共産党だけが同基本法に反対するとともに、オスプレイ配備、尖閣諸島問題など日本の進路をめぐる問題で解決策を持っていることを紹介。「日本共産党は総選挙で議席倍増の目標を掲げた。倍の18議席になれば政治の流れを大きく変えることができる」と２区での必勝と比例代表での党躍進を訴えました。