能塚たえこ事務所開き 12月2日告示、9日投票の宇治市長選に、「市民が主人公の21世紀宇治を創るネットワーク」(21宇治市民ネット)から立候補予定の能塚たえこ氏(67)の事務所開きが10日、宇治市内で開かれました。市民200人が駆けつけ、勝利を誓い合いました。
 能塚氏は、保育園園長を長年務めた経験から「子育て日本一の宇治にしたい」と出馬したことを紹介し、▽子どもの医療費助成拡充や保育園待機児童の解消、小中学校施設老朽化の改善など、すくすく子育てできる安心の宇治▽国保料の引き下げ、敬老祝金の復活、地域経済活性化など、暮らしを温め、元気な宇治▽府南部豪雨被災地の復興をいち早くすすめ、安全・防災の宇治▽消費税増税中止、原発ゼロを国にきっぱり言う市政―の4点を掲げて決意を述べました。
 また、「福祉の心を大切にし、新しい宇治市政を皆さんと一緒につくりたい。どうか市役所でその仕事をさせてください」と支持を訴えました。
 京建労宇治支部の高村孝男副支部長、あさくら診療所の川本一成所長、京都保育運動連絡会の井手幸喜事務局長、京都総評の梶川憲事務局長、京都自治労連の池田豊委員長、日本共産党の倉林明子参院京都選挙区予定候補らがあいさつ。倉林氏は、「民主、自民、公明による宇治の談合政治に審判を下そう。国政でも3党が消費税増税、原発推進を強行している。能塚さんの勝利で宇治から増税中止、原発ゼロの政治をつくっていこう」と呼びかけました。
 能塚たえこ事務所は、宇治市宇治戸ノ内84‐12。連絡先は、TEL0774・21・7132。