被災地のバス待合室を建設 宇治京建労
全京都建築労働組合宇治支部は11、12の両日、宮城県東松島市の要請に基づき、応急仮設住宅の環境改善活動に11人で取り組みました。昨年11月、今年6月に続いて3回目です。
当初予定では集会所の庇工事の予定でしたが、室浜地区の門馬(もんま)区長からの熱烈な要請があり、東松島市役所と協議を重ね、前回の6月に行ったバスの待合室を1カ所建設することになりました。
10日は朝からレンタカーで大工道具の運搬を3人で行い、同日・夜の夜行バスで建築職人8人が京都から出発し、翌朝仙台着。仙台からレンタカーを借り、約1時間で建設予定場所の宮城県東松島市宮戸前田(室浜地区:奥松島)で作業しました。基礎工事は東松島市役所を通じて地元の業者に施工してもらい、土台からの作業となりました。
京建労の被災地支援の取り組みに共感して、地元の人やネットを見て東京から駆けつける人があるなど、新たな動きもありました。(樋口幸則)