紅葉の湖南アルプス・笹間ヶ岳 ハイクファミリー11月例会
新日本スポーツ連盟京都ハイクファミリーは18日、例会「湖南アルプス・笹間ヶ岳」を行い、29人が参加しました。
午前10時、帝産バス「アルプス登山口」から出発。前日の大雨がうそのような秋晴れに足取りも軽く天神川沿いの道を歩きはじめました。登山道の両側の木々の黄色に色づいた木の葉が、青い空からふりそそぐ晩秋の陽光にキラキラと輝いていました。
登りの山道がつづいて、11時10分に御仏堰堤に着きました。この堰堤は推定明治20年につくられ滋賀県最古といわれています。
前日の雨で滑り滝状態の岩の間を抜け、30分で御仏河原に。登山地図ではここから大谷河原を経て、頂上に登る道がメインルートのようですが、あまり展望がよくないためか地元のハイカーたちがつけたルートで尾根に直登することにしました。尾根に出ると案の定、一挙に展望がひらけました。
眼下には琵琶湖の湖面と田上の村落、大比叡、音羽山の山なみがひろがっていました。展望を楽しみつつ、尾根道をすすんで12時15分、秋日和の陽だまりの広場をみつけて昼食としました。
午後1時30分に笹間が岳(433メートル)の頂上に到着。八畳岩からの展望はさらに大きく、右から左へ大比叡、音羽山、東千頭岳、岩間山、袴腰山から立木山までひろがっていました。この笹間が岳は白山権現を祀る「雨乞いの山」ともいわれ頂上裏にその祠がありました。
下山は急な坂道がつづき、用水池のところで一休みして新茂智神社の前を通って午後3時上関バス停で解散しました(井上英)