日本共産党躍進、こくた勝利を 市田書記局長が訴え
総選挙が4日、公示(16日投開票)されました。日本共産党の市田忠義書記局長が同日、京都入りし、こくた恵二衆院比例・京都1区候補とともに京都市中京区の烏丸御池交差点で訴え。「全国で650万票を獲得し、日本共産党の議席を倍増させよう。比例では日本共産党、京都1区でこくたさんが勝利し、日本の夜明けを京都から起こそう」と力強く呼びかけました。
市田氏は消費税増税について、「国民に負担増を押し付ける勢力に審判を下し、増税をストップさせよう」と強調。「増税に頼らない別の道」として、▽大企業や富裕層への優遇税制を改め、能力に応じた税・財政改革▽13万人もの電機リストラをストップさせ、正社員が当たり前の社会にする▽大企業の260兆円もの内部留保を吐き出させ雇用・経済を活性化―などを提案。「この増税に頼らない道を、ごいっしょに歩もうではありませんか」と呼びかけました。
原発問題では、「即時原発ゼロ」を訴え、「稼働する原発を止め、そのまま廃炉にするのが最も現実的な施策だ」と述べました。
自民党が、憲法9条2項を改悪し国防軍をつくることや集団的自衛権行使を主張していること、「日本維新の会」が石原慎太郎新代表を迎え、原発の継続とともに憲法改悪、核武装論を訴えていることなどを批判し、「アメリカといっしょに海外で戦争ができる国に変えようとしている。広範な人々とともに憲法9条守る取り組みを広げたい」と述べ、こう呼びかけました。
「結党以来、国民の苦難軽減、国民主権、戦争反対を貫いてきたのが日本共産党。一度も国民を裏切ったことはありません。比例では日本共産党、京都1区は『必勝区』のこくた恵二さんを必ず勝利させよう」
こくた候補は、「日本共産党の値打ち」を強調。雇用改悪や原発推進勢力とたたかってきた経過を述べ、「アメリカと財界にモノをいうことができ、国民を裏切らない党です。比例での躍進をかちとり、京都1区で必ず私が勝利したい」と決意を述べました。