4日公示され、16日投開票に向けて激しくたたかわれている総選挙。60年間続いた「自民党型政治」を断ち切り、本物の改革に踏み出し、「国民が主人公の新しい日本を」と訴える日本共産党に期待が高まっています。各界各層の声を紹介します。

大躍進で農業守って

 経済部長を最後に亀岡市役所を退職してからは父の後を継いで米や野菜作りに専念しています。政府が1973年から行った減反政策に協力してきましたが、減反に対する補助金でなく、農家が食べていける農業政策をもっと積極的に打ち出してほしいと思って来ました。
 長年、いろんな政党を見てきましたが、農業政策は共産党がピカ1です。米の値段にしても、共産党の政策では60キロ1万7千円です。農協は今60キロで買い取りが7千円、これでは資材などの原価を考えると食べていけません。政府はミニマムアクセス米の輸入や量販店による買いたたきを放置したまま、米価安定を農家の自己責任に転嫁し、米減らしを強要する現行の減反政策は考え直して欲しい。何と言ってもコメは日本人の主食です。共産党の人たちはよく勉強もしておられます。温暖化の中でももっと美味しい米を作れるよう品種改良も研究してほしい。
 今選挙で共産党は倍化すると言っておられますが、少なすぎます。もっと増やしていただかないと、このような政治が続くと日本の農業は潰されてしまうと思います。頑張ってほしい。(「週刊しんぶん京都民報」2012年12月9日付掲載)