日本共産党の総選挙躍進を期待します(13)山階学区社会福祉協議会副会長・神井壽治さん
4日公示され、16日投開票に向けて激しくたたかわれている総選挙。60年間続いた「自民党型政治」を断ち切り、本物の改革に踏み出し、「国民が主人公の新しい日本を」と訴える日本共産党に期待が高まっています。各界各層の声を紹介します。
平和守る信念の党
民主、自民、維新の会が改憲や集団的自衛権を声高に主張し、戦争する国を目指そうとしていることに驚いています。維新の会の石原慎太郎氏は、徴兵制や国防軍まで言い出しています。戦前の軍国主義がいかに国民を苦しめたのか、その恐ろしさを知らない者の言うことです。
15歳で終戦を迎えるまで、すべて軍国主義一色でした。高等小学校を卒業すると、進学しない者は軍隊へ入隊するのが当たり前でした。私は、先生の指示で少年農兵隊に行かされました。
少年農兵隊の存在は、広く知られていませんが、食糧増産のため太平洋戦争末期、各県に作られました。15歳前後の少年たちが苛酷な開墾作業と軍事訓練に従事しました。
子どもも戦争に駆り出される、かつての時代に逆戻りするなど、許されないことです。
日本共産党は、戦前から一貫して戦争反対、平和を主張してきた政党です。この間、権力争いにきゅうきゅうとして離合集散している政党とは、まったく無縁、信念を持つ政党です。
憲法9条、平和を守り抜くためにも、日本共産党に総選挙でぜひ躍進して頂きたいと願っています。(「週刊しんぶん京都民報」2012年12月9日付掲載)