東北支援は京都にいててもできる 10日、伏見で物産展
今回で5回目になる「広がれ!支援の輪 From京都伏見」―京都にいててもできる支援「東北物産展」―が3月10日(日)に開催されます。
東日本大震災から2年を迎え、9日から11日の間にかけて全国でまた京都府下各地で原発ゼロや支援の催しが取り組まれます(府下の詳細は「週刊しんぶん京都民報」2月24日付で既報)。伏見では龍谷大で「原発ゼロ討論集会」が企画されているほか、第5回になる東北支援物産展が伏見最大の繁華街大手筋で取り組まれます。
同物産展は、伏見地区労と伏見ふれあいユニオンが主催し、10日(日)の午前11時から午後2時まで、大手筋納屋町通商店街の光啓寺の境内を借りて出店します。宮城県からは牛たん、テールスープ、笹かま、味付のり、カットわかめ、ふのり、スダレいか、ほたて貝ひも、大海野菜佃煮、サバ味味噌煮など20商品、岩手県からは年輪花林糖、黒糖、みそパンや海産物などを販売予定。福島県からは喜多方ラーメン(味噌と醤油)などが並びます。前回をさらに上回る取り組みで、現地であらたに営業を再開した業者や現地の共同作業所からたくさんの商品をも取り寄せての販売です。収益はすべて支援金として送付されます。
地区労事務局長の香川裕一さんは「昨年11月の物産展(写真)では地元のみなさんの協力で仕入れた商品を完売しました。今、被災地は、業者の方が営業を再開し始め、復興に向けて頑張っておられますが、まだまだ支援を継続しなければならない状況です。京都にいながらでも少しは支援していきたいと思っていますので、ぜひ足をはこんでご協力ください」と訴えています。(仲野良典)
問い合わせ先は、伏見地区労、伏見ふれあいユニオン(伏見区新町11丁目365、TEL075・612・5444、fushimi-chikurou@cocoa.plala.or.jp。