京都市の保育料・学童利用料値上げに抗議 福保労が宣伝・座り込み
「京都市は、保育料・学童利用料値上げ案の撤回を」―福祉保育労京都地本は4、5の両日、市が2月議会に提案した公共料金値上げ案などに抗議し、市役所前(中京区)で宣伝・座り込み行動に取り組みました。
市は、公共料金の値上げのほかに、民間福祉施設の職員を対象にした腰痛、頚肩腕症などの特殊健康診断の廃止、市営保育所の民間移管、職員体制の保障のないまま学童保育所・児童館の開所時間延長などを行う方針です。抗議行動は、市のこれらの方針撤回を求めて行われたもの。
5日朝には、出勤する職員を前に、約40人が宣伝をしました。保育所の保護者や児童館職員らが次々とマイクを握り、「学童利用料が上がれば、利用したくても利用できない人が出てくる」「市長は『子育て環境日本一の京都』と言うが、保育料も学童利用料も値上げして、そんなことが言えるのか」などと訴えました。
宣伝後、約10人が座り込みを開始しました。座り込みは午後6時まで行われ、その後「怒りの集会」、四条河原町までデモ行進をします。