改憲許すな! 政治的立場こえた運動を! 山科革新懇らが学習会
東日本大震災・東京電力福島第1原発事故から2年となる10日、革新・山科の会も参加する平和ネットと9条の会の共催で「3・10憲法学習会」が山科アスニーで行われました。
講演した奥野恒久龍谷大学教授(憲法学)は、今回の改憲動向はこれまでのものとは大きく違い、安倍政権は「なりふり構わず」に「実質改憲」「壊憲」をすすめようとしていると指摘。日本の憲法は9条の平和条項だけでなく、13条の幸福追求権利や25条の生存権など今も最先端とされる憲法だと述べました。安倍政権の進める○集団的自衛権の行使○改正手続き条項の改正─この2つの改憲策動を阻止するため、「日本国憲法の価値、憲法9条の価値を、それぞれの体験と感覚に基づいて、語り、広げ、平和憲法を守ろう・憲法を暮らしに生かそうという政治的立場や政党を超えた『国民連合』的な運動が必要」と熱く話しました。
野田淳子さんのミニコンサートでは、野田さんが東北の話や沖縄の問題などのお話と「千羽鶴」などを披露しました。
山科で2000人の意見広告を出して運動を広げることも確認しました。(野原孝喜)