原発ゼロ宣伝 日本共産党京都府委員会は22日、毎週金曜日の「原発ゼロ」宣伝を京都市下京区の京都タワー前で行い、「福島原発事故はいまだに危険な状況にある。再稼働許さず、原発ゼロに向かおう」と訴えました。
 細野大海書記長は、福島第1原発の停電理由が配電盤に入り込んだネズミだったことについて、「この停電で1、3、4号機の使用済み燃料プールが29時間も冷却できなかった。『収束』とは程遠い、何があってもおかしくないきわめて不安定で危険な状況であることが改めて明らかになった」と指摘。安倍政権が7月に策定する新安全基準で原発再稼働に踏み出そうとしていることについて、「いまだに被害は拡大し続けているし、原因究明もされていない。どうして『世界一の安全』などと言えるのか」と批判し、7月の参院選では再稼働ノー、原発ゼロを掲げる日本共産党を伸ばしてほしいと呼びかけました。
 上條亮一同党京都6区国政委員長は、「毎週の官邸前行動や京都の関電前行動など原発ゼロを願う声は大きくなっている。『ただちにゼロ』の願いを日本共産党に託してほしい」と訴えました。