京田辺市議団議会報告懇談会 日本共産党京田辺市議団の議会報告懇談会が18日、同市内で開かれ、23人が参加しました。
 青木こうじろう議員が、9日の臨時議会で日本共産党の塩貝建夫議員が副議長に選出されたことを受け、同党市議団の団長を塩貝議員から交代したことを報告。市長選挙から2年経過し折り返しを向けた現京田辺市政の問題点と課題、市民の取り組みで前進した要求などについて述べました。
 浜田良之府議が、(1)2013年度府予算の問題点(2)3月府議会で可決した慰安婦問題での意見書などの内容(3)雇用問題の取り組み(4)京丹後市への米軍レーダー基地(Xバンドレーダー)の配備計画について(5)府南部の医療対策について、の5点にわたって報告しました。
 参加者との懇談では、京田辺市教育委が中学校で希望する生徒が外部業者に宅配弁当を注文できるようにする「選択式デリバリー弁当」方式導入を打ち出し、市民からの意見募集を15日から開始したこともあり、中学校給食について活発に意見が出されました。同党市議団が3月に提案した中学校で自校調理法式による完全給食実施を求める提言についての質問や、安全性の確保や費用などについて活発な意見が出されました。
 また都市計画の見直しが必要という意見や、京田辺市内にある同志社大学がこの春、文系学部を京都市内へ移転で学生数の大幅減少が見込まれる中、その影響と対策をどう進めるのかなどの意見が出されました。
 他にも労災認定の取り組みや介護の充実を求める要望、65~70才の医療費窓口負担を1割に抑える「マル老」制度を今後も守ってほしい、など切実な要望も出されました。