金関行動 昨年6月から毎週金曜日に行われてきた関西電力京都支店前での反原発行動が50回目を迎えた7日、約180人が「危険な原発いりません。やめはるまでは毎週来まっせ」などとコールしました。
 
 通算40回以上は参加しているという八幡市の冨名腰勇さん(63)とまさ子さん(63)夫妻は、毎回、勇さんが作ったアピール文の中から選んだ言葉を書いたプラカードを首からぶら下げています。勇さんは「70年代に原発反対の市民運動に参加していたが、いつのまにか言わなくなってしまった。事故が起きて、あの時続けていればと悔やみました。これからは原発をなくすまで頑張りたい」と言います。夫妻は家庭でも節電し、5月の電気代は830円。まさ子さんは「電気はなくても暮らせます。お風呂上がりのうちわの風は心地よいですよ」と話していました。
 大山崎町から初めて参加したのは平尾富美子さん(60)。「50回も続いているなんてすごいですね。先日、宮城県石巻市に行ってきましたが、まだ復興には程遠い現実で驚きました。仮設住宅も2年になり、大変な状況でした。1日も早く原発を失くしたい」と語っていました。