市田街宣 参院選最終盤の18日、日本共産党の市田忠義書記局長が3度目の京都入り。京都市左京区のスーパー前で倉林明子京都選挙区候補とともに街頭演説し、「残る3日間、比例代表で『日本共産党』と書いていただく方を広げに広げて、井上さとしさんはじめ5人全員と、定数2で激しく争っている倉林さんを国会へ送り出してほしい」と気迫を込めて訴えました。
 市田氏は、消費税増税による年間13.5兆円の負担増は日本の歴史上かつてない庶民増税になる指摘し、「自民党公約では、大企業には大胆な減税とうたっている。税金を取る相手を間違えている。税率アップの時期を決めるのは今年の秋です。暮らしと営業を壊す増税ごめんだの声を日本共産党と倉林さんに託してほしい」と呼びかけました。
 消費税増税、TPP交渉参加、辺野古新基地建設、原発再稼働のいずれの大問題でも民主党は自民党に対抗する足場を持たず、維新の会やみんなの党は自ら自民党「補完勢力」であることを認めているとして、「今、霧が晴れたように『自共対決』こそが真の政治対決の構図であることが分かりやすくなっている。週刊誌が『共産党の10議席は、政権とたたかわない他党の数十議席と比べて破壊力が違う』と書きました。日本共産党を伸ばして、一緒に政治を変えましょう。“日本の夜明けは京都から”と文字通り言える結果を残る3日間の猛奮闘で出そう」と締めくくりました。
 倉林候補は、「TPP参加阻止、原発ゼロ、消費税増税中止、憲法守れの声を国会に持っていけるのは私だけ。弱いものいじめの政治とたたかわせてください。定数2の京都選挙区で西山とき子さん以来の議席を奪還させてください」と訴えました。