共産党の大躍進うれしい(3)
「護憲」議席得た
社民党京都府連元代表 奥田和浩さん
倉林さんの勝利、おめでとうございます。参院選で改憲勢力に議席を渡してはならないと必死に訴えてきました。京都で「護憲」の議席を獲得できたことは、本当にうれしいですね。
選挙結果で、改憲勢力の自民党、日本維新の会、みんなの党は改憲発議に必要な3分の2の議席を得られませんでした。しかし、公明党が加わったり、他の政党には個人で改憲派の議員もいるため、油断は禁物です。3年後の国政選挙で、さらに勝利するための運動が必要だと思います。
大阪選挙区では、維新の会の候補者がトップ当選しました。京都でも、私の住む京田辺市では維新の会候補が2番目に得票数が多い。地域で、憲法を守る世論を広げる必要を感じました。
世論を広げるためには、幅広い市民が連帯できる運動が必要です。「憲法」のほかにも「原発」や「TPP」など、一致できる問題は足並みそろえてたたかうべきです。私も、もっと共産党の人たちと一
緒に運動をつくっていきたいと思います。
共産党は比例代表で5議席、選挙区で3議席を得て、11議席になりましたね。共産党のはっきりしたスタンス、庶民の立場で訴える姿に、国民が共感したのでしょう。国会でその力を発揮してがん
ばってください。さらなる活躍を期待しています。(「週刊しんぶん京都民報」2013年7月28日付掲載)