共産党の大躍進うれしい(4)
「基地ノー」届けて
丹後町宇川地区の漁師 松田正信さん
米軍専用レーダー基地建設を推し進める安倍総理率いる自民党が多数の議席を得ましたが、選挙区で倉林さん、比例で井上さんが当選したことは、基地建設に唯一反対する日本共産党にかけた住民の期待の表れだと思います。しっかりと“丹後に米軍基地はいらない”という声を国政の場に届けてもらえます。
建設予定地に隣接する中浜港を拠点にする漁業者は6月、建設反対を求める意見書を市長に提出しました。我々は丹後への米軍基地建設を何としても阻止したいと思っています。共産党が躍進し、建設阻止の力になる勢力が大きくなったことを喜んでいます。
選挙期間中の11日、市議会で日本共産党を除く各会派が、市長に建設の受け入れを要請しました。また、18日には市長と防衛省が漁業者のもとを訪れ、懸念していた電磁波の漁業機器への影響について、安全性を強調し、万全を期すためレーダー設置前と設置後にも調査を行うとしました。まるで建設が決まったかのような説明でした。
共産党以外の政党の推進姿勢が明らかになり、市長も前向きな姿勢の中、共産党にはいっそう期待しています。(「週刊しんぶん京都民報」2013年7月28日付掲載)