平和の祈りこめて鐘つき 山科平和の会
山科平和の会(高橋進会長)は終戦記念日の15日、山科区の永興寺で平和の祈りを込めた鐘つきを行い28人が参加しました。十数年前から続いているもので、本堂でお焼香をしてから、1人づつ鐘をついて手を合わせました。
3世代で参加したのは服部敏枝さん(73)と孫の遠藤咲和さん(11)ら4人。咲和さんは最近、映画「少年H」を見て「戦争はしてはいけないと思った」と話し、服部さんは「次世代に平和の大切さをどうつないでいくか、考えどころです。原発ゼロを目指す運動などいろんな機会に語って行きたい」と話しました。
高橋会長は、改憲へと暴走する安倍政権を厳しく批判し、「二度と戦争の過ちは犯さない。改憲を許さない力を一緒に作り上げていくため、暑いさなかでも立ちあがろう」と呼びかけました。また、同会などで主催する「山科戦争展」(22、23日)が30回を迎えることから、12月に予定されている文化行事なども紹介されました。