台風で木が民家2階を直撃 京田辺でこくた・倉林調査
台風18号に伴う15日から16日にかけての記録的な大雨は京田辺市でも大きな被害を出しました。市内の山間部にある普賢寺地域では住宅一棟が、裏山が崩れてきて土砂に埋まり、さらに20メートル程度の樹木が2階を直撃し屋根まで突き抜ける大きな被害を受けました。
17日午後、日本共産党のこくた恵二衆院議員、倉林明子参院議員は被災した住宅を訪問し、住民の方から話を聞きました。
住民は、「16日の朝5時か6時くらいに裏山が崩れてきて一気に土砂に埋まった。樹木が直撃したのは離れで母屋が無事だったので、怪我人などは出なかったが、あとの始末が大変。屋根も穴があいたけどそれは自分たちでは直せないので瓦屋さんに頼んでとりあえず応急処置をした。自宅の敷地内も半分くらいは土砂に埋もれてしまって、今は一家総出で片付けているが個人の力ではどうしようもない。国や行政からもぜひ支援してほしい」と訴えられました。
こくた議員は、九州地方では災害で個人の敷地内に流れ込んだ土砂でもその敷地前の公道までだせば後は行政が処理するなど柔軟な対応をしていることを紹介し、「今回の災害でも国や行政がそういう柔軟な対応をするようしっかり働きかけたい。また、京田辺市では大きな被害を受けた世帯は少ないが、きちんと国の支援がゆきわたるよう取り組んでいくので、一緒にがんばりましょう」と励ましました。
京田辺市の訪問には、地元の青木こうじろう市議も同行しました。
こくた議員と倉林議員はこの日、午後からお茶畑が大きな被害を受けた和束町や、浸水被害の広がった八幡市なども訪問し、被害状況の調査などに取り組みました。(A)