台風一過、後片付けに追われる嵐山
台風18号の豪雨で桂川が氾濫し嵐山一帯(公園、道路、旅館、土産物店、船着き場など)は濁流に洗われました。台風と氾濫一過の秋晴れになった17日から、後かたづけや復旧作業が精力的に行われています。旅館や料理屋などは水に浸かった何十枚もの積み上げられた畳や家具、押し寄せた流木や雑多なゴミの山を、何台もの市の収集車が来て回収に当たっています。そして従業員などが総出で、泥で汚れた店内の床や家具などの洗い作業に追われていました(写真)。
一方、嵐山中ノ島公園地帯でも重機作業車も入って深くえぐられた場所を埋め戻す復旧活動も行われるなど、行楽客が大勢訪れる秋の本格的な観光シーズンを目前にして精力的な復旧活動に追われています。川下りの舟などの営業はまだですが、渡月橋や道路も安全に通行でき、天竜寺など寺院の拝観や旧跡名跡も平常に戻り土産物店も開店しだし、行楽客も訪れはじめています。(仲野良典)