京都府民集会 安倍政権が進める消費税増税(現行5%を4月から8%)と社会保障の大改悪をストップさせようと「京都府民集会」(同実行委員会主催)が10日、京都市東山区の円山野外音楽堂で開かれました。約1500人が参加し、「反対の声を広げに広げよう」と訴える集会アピールを採択し、京都市役所までデモ行進をしました。
 集会では、日本共産党の井上哲士参院議員が国政報告を行いました。安倍首相の増税表明を厳しく批判し、「国民は国政選挙で増税について一度も信任していず、何の道理もない。15日から開かれる臨時国会で徹底審議を行い、国民世論と力を合わせて何が何でもストップさせよう」と呼びかけました。
吉岡徹京都総評議長が「増税と併せて、政府は医療、介護、年金など社会保障のあらゆる分野の改悪を計画している。断じて許すことはできない。1人でも多くの人と反対の運動を進めよう」と主催者あいさつしました。京都府板金工業組合の田原茂理事長、税理士の永野義典さんが連帯あいさつ。新婦人府本部、京都社会保障推進協議会などの4団体の代表がリレートークし、「たたかいはこれからだ」などと訴えました。
 集会アピールでは「『安倍政権の暴走を許さない』の声を広げ、政府・国会を包もう」と呼びかけました。