怒りの年金者一揆 10月から始まった年金引き下げを許さない「怒りの年金者一揆」が18日、京都市東山区の円山野外音楽堂で開かれました。全日本年金者組合京都府本部が主催し、約280人が参加。「全国10万人の不服審査請求運動に参加し、年金削減にたたかおう」と訴え、京都市役所までデモ行進をしました。
 年金支給額は2015年までに2.5%引き下げる計画で、今月1日に1%削減が強行されました。
 集会では、山崎彰府本部委員長があいさつし「2.5%削減は引き下げの入口だ。その後、政府は2038年まで毎年1%の削減を計画している。高齢者いじめの政治を絶対許してはいけない」と訴えました。
 吉田靖府本部書記長が行動提起を行い、「年金引き下げ、その上に消費税増税では高齢者は暮らしていけない。全国で取り組まれる10万人の不服審査請求運動に呼応し、京都でも学習会、宣伝を強め、不服審査請求に1人でも多く参加しよう」と呼びかけました。