ストップ!秘密保護法案 下京連絡会が昼デモ
STOP!秘密保護法案――緊急昼休みデモが22日、京都市下京区のしんまち会館周辺で行われ、市民ら50人が参加しました。デモの途中から飛び入りで参加する学生もおり、「安倍自公内閣の暴走を許すな」「国民の目、口、耳をふさぐ秘密保護法案を許すな!」とシュプレヒコールを響かせました。
主催は下京9条の会や下京原発ゼロネットなどでつくる「STOP秘密保護法案下京連絡会」。デモ出発を前に、同連絡会の寺野哲也代表が「何が秘密かも知らされず、気が付いたら逮捕され、懲役10年、なんていう希代の悪法は廃案しかない。世論を盛り上げ、廃案へ追い込もう」と呼びかけました。
日本共産党の西脇いく子府議、山中わたる京都市議団長も参加し、「戦前へ逆行させる悪法は廃案しかない。全国でも大きな運動が広がっている。下京からも声を上げよう」とそれぞれあいさつしました。
ツイッターで見て参加した田陽(チン・ヤン)さん(27)は仏教大学で学ぶ大学院生。「将来、ジャーナリストを目指している。こんな法律ができれば記者活動はできなくなる。報道の自由が亡くなる国は恐ろしい。頑張って周囲にも反対の声を広げたい」と話していました。