消費税増税中止を 京田辺・綴喜各界連が学習会
消費税廃止京田辺・綴喜各界連絡会は26日、京田辺市で「増税ストップ!とことん消費税学習会」を開き、約35人が参加しました。
学習会では主催者を代表して、京建労綴喜・八幡支部の書記次長が「消費税は社会に格差と矛盾を生みだすいやしい税であり、その増税などとんでもない」と怒りを込めて来年4月からの消費税増税のたくらみを厳しく批判しました。
関西勤労者教育協会講師の中田進さんが消費税の問題点などについて講演。中田さんは冒頭、26日午前委員会で採決強行された秘密保護法案について、「消費税増税と並んで安倍内閣の暴走の1つに秘密保護法がある。秘密保護法は政府が明らかにしないことを調べようとしただけでも犯罪になる。こんな危険なものを許してはならない」と指摘しました。
消費税の仕組みや問題点などについてユーモアを交えながら丁寧に説明。消費税が庶民の生活破壊、中小企業の経営破壊、労働者の雇用破壊などをもたらすと指摘。「どうしたら消費税増税を中止できるのか、どうやって運動を進めたらいいのか」という質問に応えて「この秋の年金改悪で年金者組合が呼びかけた不服審査請求のようにはっきりノーという声をあげていくこと。また介護保険改悪を許さないために身近な地方自治体に住民の要求実現を迫る運動が大事だ。自治体や政府に直接、ものをいう取り組みや、こういう制度改悪とそれにどの政党が賛成してきたのか一目でわかる宣伝などの工夫も大切」などと話しました。
各界連絡会の事務局から、12月15日の昼に京田辺市内のスーパー前で京田辺・綴喜各界連絡会として取り組むいっせい宣伝を成功させることや、来年4月からの消費税増税中止を求める署名を集めようと行動提起がありました。(青木綱次郎)