秘密保護法案強行採決に抗議 宇治市議会が決議
宇治市議会(定数28)は2日、秘密保護法案の衆院での強行採決に抗議し、参院での慎重審議を求める決議を可決しました。
決議は、日本共産党(6人)、民主党(6人)、社会党(3人)、宇治維新の会(2人)の4会派が共同提案したもの。賛成17、反対10で採択しました。
決議文では、同法案の問題点として▽秘密事項が恣意的に決められる可能性やその範囲も不透明▽情報を漏らした公務員らに最高10年の懲役刑を科すなど、情報公開の時代に逆行したもの▽秘密指定期間も極めて長く、後世に憲章の余地を残さない▽第三者機関の設置や権限も不明確で、その実効性が担保されていない―などを示し、「多くの国民は大きな不安と
参院での慎重審議を求めています。