秘密保護法案廃案 秘密保護法案は絶対に廃案!――国会で強行採決をめぐり緊迫した情勢の6日昼、「STOP秘密保護法案下京連絡会」が昼デモを行い、市民ら130人が京都駅周辺をアピールデモしました。ネットの書き込みを見て、枚方や尼崎などから駆けつけた人や初めてデモに参加した子連れのお母さんもいました。
 出発前の集会で、同連絡会の寺野哲也代表が「デモはテロ行為になるなんて絶対におかしい。戦争へつながるこんな悪法は廃案しかない。市民1人ひとりが声を上げ、世論に訴えよう。今日を民主主義の命日にしてはならない」と訴えました。新婦人府本部や日本共産党の南地区委員会から「自民党の石破幹事長の発言は是対許せない。発言の自由すらテロ扱いなんて戦前の暗黒時代に逆戻りだ」と話しました。
 デモでは「自民党、公明党は恥を知れ」「理由も知らずに逮捕されていいですか?」などの手書きのプラカードを掲げ、「秘密法案絶対廃案!」とシュプレヒコールを響かせました。
 2歳の子どもと初めてデモに参加した母親(33)=西京区=は「新聞やテレビで聞くたびに怖くなってきたんです。反対しなかったら賛成したことになるので、アピールしたかった」と言います。尼崎から参加した派遣社員の男性(44)はネットでの呼びかけを見て参加しました。「3・11以降、政府の対応を見ていて、日本はこんなにひどい国だったのかと思うようになり、黙っていてはいけないと思った。とにかく声を上げなくてはと思う」と笛を吹きながらアピールしていました。