伏見でくらし相談会 労組ら主催で13回目
「第13回伏見くらしの相談会」が14日午後、伏見区の西大手筋商店街にある寺院本堂を会場に開催されました。主催は伏見地区労、京都南法律事務所、伏見ふれあいユニオンや京都市職労伏見醍醐地協など。法律、税金、解雇・賃金の労働条件や年金、介護、健康、子育て、住宅相談など多彩な相談に、10人の弁護士、税理士、看護師、教員ら各分野のエキスパートが無料で対応しました。
厳冬にもかかわらず、2時間で相談に訪れた人は19人でした。相談内容などは秘密厳守ですが、部門別では法律相談が最多で健康、国保、年金など切実な相談が寄せられ、相談員が懇切丁寧に応じていました。
寒い境内では、温かい餅入り善哉100食分が道行く人達に振舞われました。また血圧チェックや地域のフリーマーケットも開催され、買い物客や子連れのお母さんに観光客なども立ち寄って、賑わいました。
同事務局の香川裕之さんは「ものすごく寒いのに相談に訪れられ、帰りには『ありがとうございました』と感謝されていました。また境内での取り組みにも大勢の人が来られて盛況ですごく良い雰囲気でした。相談員のみなさんやスタッフもたくさんボランティアで来られてほんとに感謝しています。こういった企画を今後も続けて、地域の人達の暮らしに少しでも役立っていきたいと思います。これからも地域に存在感ある労働組合運動の1つとして取り組んでいきたいです」とニコニコ顔で語っていました。(仲野良典)