前進座初春特別公演紹介で大向う
前進座は4日から始まる南座での初春特別公演に先立ち3日、演目の紹介と新春のあいさつを同座前で行いました。
にぎやかな太鼓の演奏とともに、俳優の藤川矢之輔さん、侍姿の若手俳優陣、宮川町の芸舞妓が登場。矢之輔さんがマイクを握り「明けましておめでとうございます」とあいさつをすると「大坂屋(おおざかや)」と大向う(おおむこう=掛け声)がかかりました。矢之輔さんは「一本刀土俵入」の駒形茂兵衛役と、「松竹梅湯島掛額」の紅屋長兵衛役で出演することや、演目のストーリーなどを解説。「松竹梅湯島掛額」の一場面を披露し、拍手を受けていました。
なお、同公演は17日まで。問い合わせTEL075・561・6300(前進座京都事務所)。