集団的自衛権行使容認に抗議 共産党府委員会らが宣伝
安倍首相の私的諮問機関「安保法制懇」が集団的自衛権行使を容認する報告書を提出した15日夕、日本共産党京都府委員会、同党府議団(前窪義由紀団長、11人)、同党京都市議団(山中渡団長、14人)は、京都市中京区の三条河原町で安倍首相がめざす集団的自衛権行使に抗議する街頭宣伝を行いました。
「解釈で9条こわすな」「海外で殺し殺される国は許さない」などの横断幕を掲げて宣伝。同市議団の山中渡団長は、集団的自衛権行使とは自衛隊が海外で米国といっしょになって武力を行使することだと説明し、「平和憲法のもと、歴代の内閣や内閣法制局は集団的自衛権行使はできないとしていたが、これを大きく転換するもの。安倍政権のやり方に強く抗議し、みなさんとともに海外で武力を行使してはならない、の声を広げていきたい」と訴えました。
同府議団の西脇郁子府議は、「集団的自衛権の行使で、海外への戦争に巻き込まれることは許されません。9条守れの声を上げていこうではありませんか」と呼びかけました。