国見山 新日本スポーツ連盟京都ハイクファミリーは6日、例会「枚方・国見山」を行い30人が参加しました。
 JR学研都市線津田駅に10時20分に集合して国見山へ。登山口からひと登り、津田サイエンスヒルズからの入り口と出合う所が国見池です。いよいよ山道、とは言っても道幅は広く、夫婦岩の碑があり、見上げると巨岩が並んで目に入ります。夫婦岩を目指して登ると、岩の周囲と先の道脇にアマドコロが生えていて、保護のため縄が張られています。展望テラスを経て山頂へ。
 山頂からの眺望は「国見山の展望」として、枚方八景の一つに数えられています。かつて津田周防守正信が城を築いた場所ですが、後代、織田信長に攻められ焼失。穂谷の分岐は白旗池(交野山)方面へ進むと、明るい雑木林で心楽しくなります。白旗池には交野市いきものふれあいセンターがあり、コンクリートの水槽にはアサザの黄花がいっぱい。野鳥や小動物の剥製、昆虫の標本、植物の写真パネルが展示されていて楽しませてくれます。
 池を源流にした下流の滝は18メートルの落差があり、「源氏の滝」と呼ばれ、交野八景のひとつに数えられています。「源氏の滝の清涼」という機物神社へ向かうと、折好く七夕祭を開催中で、飾り付けされた大竹や、参詣道の両側には店が並びにぎわいを見せていました。にぎわいの中をゆっくりと表通りへ出て、後は一直線に津田駅へ、午後2時に解散しました。(山本)