憲法と集団的自衛権を学習 革新・山科の会
革新山科の会は11日、「2014山科連続憲法講座」を山科区の山科アスニーで開き、小川達雄弁護士を講師に「憲法と集団的自衛権」をテーマに学習し、20人が参加しました。
小川氏は「集団的自衛権の閣議決定」の内容について、「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障体制の整備について」の政府の5つの狙い、政府が想定する「15事例」を明らかにして5つの視点から想定する非現実性、警察と軍隊の役割、政府の食言・矛盾などについて厳しく指摘しました。また、閣議決定までの経過を1991年の湾岸戦争からひも解き、憲法9条との関係で従来の政府解釈を捻じ曲げ、武器輸出3原則を撤廃し、防衛装備3原則など、戦争へと暴走する異常な自民党・安倍政権の軌跡を詳しい資料に基づいて解明しました。
講座は3回で計画されており、次回は11月22日で、第2回「安保・沖縄・京都と集団的自衛権」、第3回は「安倍首相と集団的自衛権」(日程は未定)。(野原)