御所南ピースウォーク 寒さも少し和らいだ19日昼、89回目の御所南ピースウォークが行われ、14団体30人が参加しました。「平和憲法を世界へ広げよう」、「生活を破壊する消費税増税反対」、「京都に米軍基地はいらない」、「集団的自衛権の行使は許さない」など私たちの生活を守りたいとの思いを込めたシュプレヒコールが響き渡りました。
 デモ終了後の集会では、自由法曹団京都支部の小笠原伸児弁護士が、解散総選挙の情勢について、集団的自衛権が争点だと指摘。「自衛と言うがアメリカが侵略戦争(先制的自衛だとして攻撃することもある)を行い、反撃された時にその国に対し集団的自衛権だと言って攻撃に参加するもので、日本が侵略戦争に参加する事になる」と述べました。また、この戦争で本当に日本の存立が脅かされているのかどうかを検討しようにも、秘密保護法であらゆる事が特定秘密に指定され国民に隠され、まったくコントロールできないものになると話し、「集団的自衛権と秘密保護法はセットで戦争出来る国になってしまうおそれがある。このような安倍政権の暴走を許さない運動を強めましょう」と訴えました。
 日本共産党の平井良人さん(中京区市議候補)からは「毎月のピースウォークなどの運動の積み重ねが衆議院を解散に追い込む力となった。この間、正社員は22万人も減り、雇用破壊で生活が本当にキビシイという生活相談が増えている。今後も国民の気持ちを汲んで頑張りたい」と決意が述べました。(登尾)