岡本町議 炊き立てのあたたかいご飯が食べられる!─和束町が来年度から、保育園の完全給食を実施することに、保護者から喜びの声が上がっています。これまで、町唯一の保育園である町立保育園に炊飯設備がなく、家庭から持参していました。日本共産党の岡本正意しょうい町議が住民とともに長年求めてきました。

共産党・岡本町議が尽力

 実施は、昨年12月の町議会で町長が表明したもの。また、来年度から第3子の保育料を同時入所でなくても無料化します。どちらも来年度予算に盛り込む予定。
 岡本町議は、自身の長男が保育園に入園していた2006年に周辺自治体で行われている完全給食が実施されていないことを問題視。精華町などの実施事例を取り上げて質問して以降、繰り返し質問で取り上げ、要求してきました。昨年9月には保育園を利用する約30世帯にアンケートを実施し、7割が完全給食を望んでいることを示して提案。10月にも要望書を提出し、町側も「現場と相談し検討したい」(町長)と前向きな姿勢を示していました。
 実施のニュースに、5歳の娘の母親(36)は、「冷めてかたいご飯は残してしまう。炊き立てのおいしいご飯を食べさせてあげたかった」と喜びます。
 保育料の無料化についても喜びの声が上がっています。第3子を保育園に通わせている妊娠9カ月の母親(30)は、「これまで保育料にパート代がすべて消えていた。これで安心して子どもを産める」と話しています。(「週刊しんぶん京都民報」2015年1月25日付掲載)