サクラ、モミジ切らないで 岡崎公園再整備工事に市民が抗議
京都市が進める左京区の岡崎公園(京都会館東側~グラウンドにかけて)の再整備工事で、早ければ23日から同公園内のサクラ17本、モミジ16本などの樹木を伐採しようとしていることを受け、地元住民らでつくる「岡崎公園と疎水を考える会」は16日、同公園で「大量伐採をやめて!緊急行動」を行いました。
参加した地元住民は、公園を散策する市民に伐採計画を知らせ、葉の形に切った紙に「木を守って」「自然を守って」などのメッセージを書いてもらうよう呼びかけました。通りがかった学生や散歩中の女性、観光客らが足をとめて協力。住民らはメッセージを次々とボードに貼り付け、伐採計画に抗議しました。
同会の吉田和義会長は「公園の緑を大切に思う市民の願いをうけとめて、市はぜひ計画を見直してほしい」と話しています。日本共産党のとがし豊市議も行動に参加しました。(T)