京都ハイクファミリー 新日本スポーツ連盟京都ハイクファミリーは18日、ぶらり散策例会「山科・隋心院」を行い、16人が参加しました。
 地下鉄東西線小野駅に10時に集合。小雨の中、隋心院に向けて出発しました。隋心院の梅のつぼみはまだ硬く少々がっかりでしたが、小町が粧をこらしたとされる化粧の井戸、深草少将や貴公子から小町に寄せられた千束の文が埋められたと伝わる文塚や、かやの大木を見て回りました。続いて醍醐天皇陵にも立ち寄り、理性院では真っ赤なよだれ掛けをした千体地蔵に手を合わせました。よだれ掛けは毎年10月に今度は白色に交換されるとのことです。
 理性院を出て醍醐寺仁王門を眺めていると、若いお坊さんが2人走って仁王門を入って行くのに出会い、いつも物静かなお坊さんでも走るんだと思うと、何故か微笑ましくもおかしくなってしまいました。雨で地面が濡れていたので昼食はおあずけにして、一言寺に向かいました。天然記念の山桃の大木に迎えられ「ただための仏にうそはなきものぞ、二言といわぬ一言寺かな」とあるように一言だけお祈りをして、石田駅に向かい、12時30分に解散しました。(的場)