府市民総行動 「原発再稼働するな」「米軍レーダー基地は撤去せよ」―労働組合や市民運動団体などでつくる「2015春の府市民総行動」(同実行委員会主催)が25日、府庁前街頭演説会と昼デモを行い150人が参加しました。
 府庁前の集会で、京都総評の吉岡徹議長は原発再稼働や米軍レーダー基地設置を推進してきた安倍政権と山田知事を強く批判し、「地域住民の命と暮らしを守ることが政治の役割。再稼働ストップ、米軍基地は撤去させよう」と強調しました。脱原発に取り組むアイリーン・美緒子・スミスさんは「京都を放射能汚染させてはらならない」と原発再稼働反対を訴えました。
 日本共産党の前窪義由紀府議は、原発再稼働を容認し、低周波騒音で住民が苦しむ中でも米軍レーダー基地運用中止を求めない山田知事を批判し「安倍政権の暴走から、府民の命と暮らしを守るのが本来の自治体の役割。暴走政治にキッパリ反対し、政治を変えるため全力をあげます」と訴えました。
 参加者は「原発再稼働反対」「米軍レーダー基地は撤去せよ」「住宅リフォーム助成制度創設せよ」と声を上げ、府庁周辺をデモ行進しました。(「週刊しんぶん京都民報」2015年3月1日付掲載)