自衛隊機「展示飛行」訓練の中止求めよ 共産党府議団申し入れ
日本共産党府議団(前窪義由紀団長、14人)は21日、航空自衛隊・奈良基地祭(6月6日)開催に伴い、京都府南部の洛南、山城両地域で同祭展示飛行の予行演習としてジェット機の訓練飛行(6月3日)が計画されていることについて、「騒音や事故の不安で住民生活を脅かす」などとして国に中止を求めるよう、山田知事に申し入れました。
申し入れでは、以前にもF15、F2戦闘機、RF偵察機2機が府南部地域を高度830㍍から1000㍍で低空飛行し、「突然の爆音に保育園で睡眠中の園児が泣き出したり、学校の授業が中断するなど、府民生活に重大な影響を及ぼしてきた」と指摘。また、陸上自衛隊・宇治駐屯地でのヘリコプター離発着訓練による騒音と振動で日常生活が脅かされたとして、学校関係者や地域住民から訓練中止を求める要望が重ねて出されていることを示し、「先日も米海兵隊オスプレイがハワイで墜落事故を起こしており、住民の不安が一層高まっている」として、知事に「展示飛行」訓練や訓練飛行の中止を国に求めるよう申し入れました。