20150611-03「　ふるさとの自然を守り育てよう」と京都勤労者山岳連盟（京都労山）が毎年取り組んでいる清掃登山「クリーンハイク」が７日を中心に府内各地で行われました。「亀岡・三郎ヶ岳コース」（担当山岳会＝WAO亀岡）には、ハイクファミリーから18人が参加し、総勢45人で行動しました。

　８時20分にＪＲ亀岡駅に集合。ふるさとバスに乗り小口で下車。登山道に入りゆるやかな登りから急登へと変わります。登山道は初夏の彩りをした樹木に覆われていて、直射日光を遮ってくれて助かりますが風が通らず、汗が吹き出てきます。小まめに休憩を取り水分補給をしながらひたすら登ります。登山道の両側には「ねじれ木」がたくさん自生していて小さな白い花が鈴なりになって咲いています。モチツツジの花も少し残っていて癒されます。

　尾根へ出ると谷筋からの涼しい風に生き返る思いがします。鹿が１頭驚いたように走り去っていきました。山頂には一旦下って最後の急登を10分強で11時05分に到着。山頂は明るく広く開けています。昼食は少し下がったパラグライダーの出発地点で、眼下にすばらしい田園風景が広がっています。今日は風が弱くて条件が悪いのか、残念ながら大空に飛び立つ姿を見ることが出来ませんでした。

　休憩後、山頂で記念写真を撮り、2015年清掃登山・クリーンハイクアピールを拍手で採択しました。その後、WAO亀岡の会員よる「手すり・松葉杖作製と介助歩行」の実技があって、共に学ぶ事ができました。13時10分に往路を下山。落ち葉に隠れた石車に注意しながらの下りだけに足が疲れます。14時20分に登山口前で拾ってきたゴミ、缶が２㌔、ビンが1.5㌔、その他１㌔と報告がありました。昨年よりゴミの量は少なくなっていますが、引き続き清掃登山の大切さを痛感しました。（前川）

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