被災・戦没者追悼し「レクイエム」 京都シティーフィル合唱団 20日・京都コンサートH
「第二次世界大戦終結70周年〈追悼〉」と銘打ち、京都シティーフィル合唱団は20日、京都コンサートホール(左京区)での第40回記念演奏会で、ヴェルディの「レクイエム」を披露します。
合唱団は、管弦楽付き宗教曲をメーンのプログラムに演奏会を開いてきました。1995年4月、ドイツ・シュトゥットガルトで開かれた第2次世界大戦終結50周年記念の追悼演奏会に招かれ、ヴェルディの「レクイエム」を演奏。企画者から「平和という大壁画のモザイクの一片になろう」と言われ、同曲を10年ごとに演奏することにしました。
管弦楽は関西フィルハーモニー管弦楽団。指揮者の明石好中氏は「震災で多くの方々が亡くなり、今、戦後が戦前に成りかねない状況の中で、被災者、戦没者を追悼する演奏会を開く意義は大きい」と語ります。
14時半(13時45分開場)。S席4800円、A席3800円、B席2800円。いずれも前売り指定席。P席1800円。問い合わせアマデウス音楽事務所☎075・314・1928。