戦争法案、高齢者の“足”、学校司書・・・市民要求実現へ 共産党宇治市議団が懇談会
日本共産党宇治市議団(水谷修団長、7人)はこのほど、同市内で「市政要求懇談会」を開催し、40人が参加しました。
水谷団長と前窪義由紀府議があいさつし、山崎恭一副団長が6月議会の報告を行いました。
要求懇談では、高齢者の公共交通の確保の問題で、東宇治の高低差のある地域で高齢者の移動がままならなくなっている現状や、バス路線が廃止された西宇治地域で、通院が困難になっている状況が報告されました。また、炭山地域では、そもそも公共交通がなく、自家用車を持たない高齢者が外出時には高額のタクシー代を負担している現状も出され、市民の足を守るための施策の充実が要望されました。
学校図書館司書の配置に関して、長岡京市などでは全学校に司書が配置されていることの紹介があり、学校図書館法の改正で、「学校司書を全校に配置することに努めなければならない」とされていることから、全学校に図書館司書を配置する要望が出されました。
また、参加者からは、▽プレミアム商品券の販売が行われていることが、ほとんど知らされていないまま、販売が終了していたことに対しての疑問▽木幡池の水害対策と同時にヒ素問題の解決を求める要望▽天ケ瀬ダム工事でのヒ素検出に関して、白川の仮置き場に設置での危険性についての質問―などが出されました。
アスベスト被害の根絶と被害者救済への協力の要請や、安保法制撤回を国に求める請願を出された方から「参考人として意見表明できてよかった。これから憲法改正の問題もあるので、一緒に頑張っていきたい」との決意が語られました。(O)