戦争法案強行に怒り「ここで終わってたまるか」「安倍ヤメロ」 高校生デモに700人
民主主義を学び、行動する高校生グループ「SCHOOL OF DEMOCRACY」は19日、京都市内で戦争法案に反対する京都高校生デモを行い、700人が参加。同日未明の参院本会議で同法案が強行可決されたことに抗議し、「強行採決、絶対に許さない」「アベシンゾウから憲法守れ」と怒りのコールを響かせました。
円山公園を出発し、四条通や河原町通など市内中心部を約2時間にわたってデモ。サウンドカーを先頭に、制服姿の男子高校生がコーラーを務め、音楽にのせて、「戦争法、絶対反対」「高校生、なめんな」「絶対、絶対押し返すからな」「うちらの未来に戦争いらんわ」などと訴えました。沿道では、デモを支持・応援する市民有志がプラカードを掲げてエールを送る場面が数多く見られたほか、中学生の兄弟が飛び入り参加したり、海外からの観光客がスマートフォンで撮影するなど注目を集めました。
コーラーを務めた男子高校生(17)は、「ここで終わってたまるかという思い。ここで僕たちが歩みを止めたら、安倍政権の思うつぼ。強行可決したことを後悔させたい。来年の参院選では選挙権を得るので、必ず自民党ノーを突き付けたい」と話しました。