20160416-06  京都民医連の洛北診療所(左京区岩倉)では、署名成功に向けて、3月から月刊の「洛北平和新聞」を発刊。戦争体験や署名の意義、国会前行動などの写真を掲載し、待合室の壁に張り出しています。

 制作を担当しているのは外来事務の伊藤翔太さん(23)。同診療所の事務職員は3人で、街頭での行動は難しいことから、外来患者さんに目にしてもらえるようにと所内での行動を提案。創刊号には、民医連の平和塾で戦争遺跡のフィールドワークや憲法について学んだことをまとめました。新聞を見た患者さんからは、「戦争だけはごめん」「安倍さんはひどい。軍事費を上げて、年金や医療は切り捨ててばかり」などの声が寄せられました。

 同診療所での署名目標は、岩倉地域の人口5%にあたる1000人分。現在の到達は約3割。伊藤さんは、「4月末まで、これからが勝負。ラストスパートで、診療所前での宣伝や地域にも足を運んで呼びかけたい」と意欲を燃やしています。

(写真=「洛北平和新聞」を張り出し、署名を呼びかける民医連洛北診療所の職員ら
(「週刊しんぶん京都民報」4月17日付より)