ブラック企業、奨学金、待機児童・・・選挙に行って変えよう! 「あすわか」フライヤーで投票呼びかけ
選挙の投票権が18歳以上に拡大し、初めて迎えた国政選挙の参院選(10日投票)で、投票の機運を盛り上げようと、「明日の自由を守る若手弁護士の会」(略称・あすわか)の京都支部は5日、京都市上京区の同志社大学今出川キャンパス前で、「選挙に行って、こう変えよう!」と呼びかける、同会の独自フライヤー(A4判裏表)を配布しました。
フライヤーは、身近な制度を「こう変えることができる」という打ち出しで、投票を啓発する内容になっており、▽保育園の増設▽ブラック企業の規制▽奨学金の負担軽減――の3パターン。いずれも、今の深刻な現状と願いを漫画でも表現しています。
共通の内容では、現政権が憲法違反の法律を次々作る事態は、立憲主義を壊す危険な状況だと指摘し、主権者である私たちがその状況を変えよう、と呼びかけています。
また、裏面には、参院選挙の投票方法(有権者、期日前、居住地に住民票を移していない、など)が記載されています。
この日は、「あすわか」京都支部のメンバー3人と市民が参加。事務局長の諸富健弁護士は、憲法「改正」議論が参院選の大事な争点だと強調し、「ブラック企業規制や奨学金の問題など関心のある内容と合わせ、ぜひ、投票に行って意思表示をしよう」と呼びかけました。