20160708-2320160708-22 参院選最終盤を迎えた8日、日本共産党の小池晃・書記局長が京都入り。大河原としたか京都選挙区候補とともに、京都市内3カ所で街頭宣伝に立ち、「大激戦、大接戦。日本共産党躍進と京都から大河原候補の勝利を」と訴えました。

 京都市上京区の同志社大学今出川キャンパス前で小池氏は、憲法9条「改正」について問う京都新聞の世論調査で6割の市民が「反対」と回答したのに対し、自民党現職候補が1月の参院決算委員会で安倍首相に憲法「改正」を迫り、マスコミのアンケートにも、9条を「改正」して「自衛隊を他国同様に『国防軍』にすべき」と回答したことを紹介し、「このような候補を京都の代表として送り出すわけにはいかない」と厳しく批判。

 高額費、有利子の奨学金の返済、不安定雇用などに苦しむ若者や家族の窮状を告発し、▽学費を10年で半額に▽給付奨学金の創設・拡大▽貸与奨学金を無利子に▽長時間労働などを規制するブラック企業規制法の制定▽最低賃金をすぐに時給1000円ににし、1500円に引き上げる――などとする日本共産党の政策を紹介。

 「富裕層から税金を徴収する。大企業の法人税率を中小企業なみに引き上げるなど。税金の使い方・集め方、働き方をチェンジして日本の経済を立て直し、若者の未来を切り開く仕事を日本共産党にやらせて欲しい。その願いを大河原としたかさんに託して欲しい」と訴えました。

 大河原候補は大企業の法人税引き下げなどを求められるのは「企業から1円も献金をもらっていない日本共産党と大河原としたかだ」とし、若者政策などについて語り「みなさんの暮らしを守る。学業を守る1票を日本共産党と、大河原としたかへ寄せていただきたい」と訴えました。