20160708-26 日本共産党の井上哲士参院議員は参院選最終盤の8日、京都市内2カ所で大河原としたか京都選挙区候補とともに街頭宣伝に立ち、「この京都から大河原候補大きく押し上げて自民党を追い落とし、野党の勝利、共産党の躍進を」を訴えました。

 京都市北区の嵐電北野白梅町駅前で井上議員は、安保法制が「被災地で救援救助のため泥まみれになり汗流してきた自衛隊員を今度は海外で血を流させるものだ」と批判。また、自民党現職候補が毎日新聞の候補者アンケートで、憲法9条について、「改正して、自衛隊を他国同様の『国防軍』にすべきだ」と回答したことを紹介し、「こんな人物に平和の願いを託すことは出来ない。反戦平和94年の党、日本共産党に、憲法守りぬく弁護士大河原としたかさんに、平和を守れ、9条守れの声を託して」と強く訴えました。

 大河原候補は、アベノミクスの失敗で労働者の実質賃金が5年連続マイナス、家計消費・個人消費が2年連続のマイナスに落ち込んだことを指摘し、「大企業と庶民の格差を広げることにしかならなかった」と強く批判。さらに、安倍政権が株価つり上げのために、年金積立金を大量に株式市場に投入し、巨額損失を出した問題をあげ、「みなさんの社会保障の財源を投機に使うような政治を変え、ふつうに働きふつうに暮らす当たり前の世の中を実現しよう」と訴えました。