精華町議選(定数18)が9日告示され、14日投票日を迎えます。日本共産党の佐々木まさひこ、ゆうき弘子=以上現=、松田たかえ=元=、かつしま武司郎=新=各候補は「住民の暮らしの願いを実現し、安倍暴走政治に審判をくだす4議席を」と支持を訴えています。

■佐々木、ゆうき、松田、かつしまの4候補が全力

 選挙戦は現職15人、元職2人、新人6人が立候補し、5人はみ出しの多数激戦。2015年の町長選に立候補した元町議や現職町議の息子、小学校元校長など、有力な新人・元職がそろっています。日本共産党は、前回選挙で4議席を勝ち取りましたが、松田さんが府議選(2015年)立候補のため辞職。改選3議席から1議席増を目指しています。かつしま候補は、引退する坪井久行議員からバトンを引き継ぎます。

 同党は公約として、▽中学校給食の1日も早い実施▽国保税引き下げ条例の再提案▽公共交通の改善など安心、安全に住み続けられるまちづくり―を掲げています。

 選挙戦では、公明党の候補者が「財源を言わない人がいる」「中学校給食は終わった話」などと共産党批判を展開。しかし、共産党が1月に行った住民アンケートでは中学校給食の早期実現を求める声が多数寄せられています。また、町の財政調整基金は11億円あり、財源はあります。

 一方で、木村要町長が旗振り役を担った北陸新幹線延伸計画について、昨年の同町の9月定例会では、住民負担がいくらになるかもわからないまま、共産党・無会派を除いた議員が推進決議に賛成しています。

 7日には同党の穀田恵二、堀内照文、清水忠史の各衆院議員が応援に駆けつけました。JR祝園駅前では街頭宣伝を行い、清水議員が4候補とともに訴え。清水議員は、森友学園問題や共謀罪、憲法改正を目論む安倍暴走政治に触れ、「子どもたちからお年寄りまで安心して暮らせる精華町にしていくだけでなく、安倍政権の暴走政治を食い止め、厳しい怒りの審判を下すため4議席を必ず押し上げて」と呼びかけました。

(写真=JR祝園駅前でそろい踏みで訴える、(左から)佐々木、かつしま、ゆうき、清水、松田の各氏

(「週刊京都民報」5月14日付より)